阿蘇の大カルデラと黒川温泉を巡る

TOSHI

大阪北部の阿武山に在住。
30年以上、電子業界でEHS(環境労働安全+事業継続)を担当。
ちょっと早め?の62歳で会社勤めを卒業し、ライフシフトにチャレンジしている。
これまでの経験を生かしてポートフォリオ・ワーカーを目指す。。

と、以前紹介していましたが、昨年12月から新たな会社に勤め、新たなミッションにチャレンジしています。当分は投稿おやすみです。

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2022年、今年の夏は本当に暑かった。

3月に会社を退職してから釧路や尾道、石垣島と1人旅をしてきた。

今回は38年間の会社生活を支えてくれた妻と一緒に熊本の阿蘇と黒川温泉を訪ねた。

熊本空港から阿蘇と黒川温泉方面にはレンタカーを借りた。ドライバーは2人なので交代で運転すればとても快適。

【阿蘇の大カルデラを中心にした図】

●熊本空港から約1時間で阿蘇の中岳と草千里が浜に立ち寄り、更に北上して黒川温泉に宿泊。

初日:9時45分発、大阪(伊丹)空港を出発して熊本空港に向かう。久しぶりの大阪空港の発着カウンターはコロナの最中に大きく変わっていた。到着した熊本空港でレンタカーを借りて、県道206号線を西へ、南阿蘇から「阿蘇パノラマライン」を経て阿蘇カルデラの中核、「草千里ヶ浜」に向かった。

阿蘇の大カルデラは東西18キロ、南北が25キロで世界最大の規模。

草千里ヶ浜の展望所に立つと、周辺の窪地が阿蘇のカルデラだと勘違いしてしまう。

実は、阿蘇のカルデラは巨大な二重構造になっていて、草千里ヶ浜を中核とするカルデラは大カルデラの中心部に過ぎない。

阿蘇パノラマライン
阿蘇の大カルデラ地形図(草千里ヶ浜にある火山博物館にて)

草千里ヶ浜:烏帽子岳直下に広がる直径1キロ(標高1,140メートル)の牧草地。一帯には牛や馬が放牧されている。なぜ牧草地なのに「浜」なのかは謎です。火口跡にできた小さな湖があるからでしょうか。

展望台から草千里ヶ浜を望む(左奥には中岳火口)

草千里ヶ浜から中岳の火口見学をしようとしたが、昨年の噴火以降の入山規制で見学できない。約1時間で黒川温泉に着いた。

黒川温泉は小さな温泉街だが、街全体が一つの宿というコンセプト。自然の風景をそのまま活かしていて、田の原川の峡谷に沿って、小さいが趣向を凝らした温泉旅館と店がある。古くからの地蔵様を中心に狭い路地をぶらぶら散策するだけで温泉風情を楽しめる。

20年ほど前に「露天風呂巡り」の入湯手形で話題になるまでは全く無名な温泉郷だったとのこと。

有名になった当時、会社の友人に「面白い温泉がある」と教えて貰ってから2度目の訪問になる。

前回はテニス仲間と入湯手形で日帰りの露天風呂巡りであったので、念願の宿泊となった。

(コロナ禍以前、黒川温泉の宿は中々予約が取れなかった。)

温泉街の由来。(中心地にある、お地蔵様の前)
みやげもの屋さん
温泉街を散策
酒屋さんで地酒「一所懸命」ゲット
「一所懸命」

今回の宿は「やまの湯」。和風モダンな旅館です。

温泉旅館「やまの湯」。足湯もある。

夕食は1階の囲炉裏会席。落ち着いた雰囲気で前菜から地元食材の焼き物、肉。

宿の温泉には屋上にある露天と内湯がある。

露天温泉
内湯で朝風呂

●翌日には黒川温泉から20分で「鍋ヶ滝」経由、「大観峰」で阿蘇の大カルデラを望む。

鍋ヶ滝公園への入り口(空中階段)
鍋ヶ滝
鍋ヶ滝の裏側から

鍋ヶ滝は落差10メートル、幅20メートルと横に広く水が流れ落ちる様子がまるでカーテンの様な滝です。水の侵食によってできた滝うらの空間が大きな洞窟のようで、鍋蓋の形に似ている。

こんな滝は見たことがない。

としちゃん
としちゃん

鍋ヶ滝へのアクセスは事前予約制になっている。今回は直接公園窓口でチケットを購入できたが、形式としてはあくまで事前予約。滝までの道のりも険しい。

公園入口から深い森に入ってからとんでもない急坂を空中階段で降りる。木製の空中階段なので、珍しくてスリリング。(この階段がないと普通の人では滝には辿り着けません。。)

更に、小国町、ミルクロードを経て大観峰へ。

大観峰から阿蘇の大カルデラを望む
大観峰からパラグライダーが飛ぶ。
カルデラと大観峰の位置を示す

●熊本空港へ帰る途中、熊本ラーメン「火の国 分龍 総本店」で遅い昼ごはん。

看板メニューのこってりラーメン

国道沿いで大きなドラゴンが出迎えてくれる。10人くらい並んでいたが10分程度でチケット機にたどり着いた。定番の熊本ラーメンとは違うが、とても美味しかったです。

●17時30分、熊本空港にて。

無事な旅に感謝!

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